皇帝は華に溺れる 後宮恋物語
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皇帝は華に溺れる 後宮恋物語

麻木未穂/すがはらりゅう

淡々と文章を読んでる感じ

ネタバレ
2017年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 314ページでした。手に忌まわしい痣があるとして恐れられている皇帝のヒーローが、平民のヒロインを見初めて後宮に入れ、ラブラブになるというストーリーです。
後宮に入ってから何度も命を狙われるヒロインをヒーローに助けられるうちに、出自の低さから自信が無く遠慮がちなヒロインが、ヒーローを深く愛するようになる話がメインに書かれていますが…。申し訳ないのですが私はこの作家さんの文章力がつたなく感じました。淡々と綴られていて、サラーッと表面の出来事を読んでいる気がして、長い話のわりに、印象深いエピソードなどが無いです。主人公達のセリフも堅くて“ほの暗い”ので、色で例えると全体的にグレーかな?(苦笑)。明るい脇キャラとか登場させたらまた少し違ったんでしょうけど…☆彡試し読みは無かったけど、表紙の美麗さもあり期待していたのに、ちょっと陰気な作品で残念でした。
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