カラダめあてで悪いか
」のレビュー

カラダめあてで悪いか

湖水きよ

表題作+1作品 貴方色に染まる気満々。

2017年11月13日
「カラダめあてで悪いか」全3話(3話が描き下ろし)
上級生に絡まれていたところを角野に助けられた蓮見。角野のその美しい身体の中を見たくなった蓮見は…。表情が乏しくて、一見何を考えているのか分かりにくい蓮見に懐かれて、体を重ねるようになったけど…。蓮見のズレているところとか、実は凄く健気なところとか、隠れ萌えポイントがじわじわきます。角野の実は剣道部だとか、弱気になるところとか、ギャップも良かった。これで一冊読みたかったな。

「夜は降る」前後編
姉の部屋に窓から忍び込む男・志郎は、ろくでもない男。子供の頃にみた男は、高校生になった直弥の部屋の窓辺に現れて…。ダメな男と理解しながら、惹かれてしまう直弥がキレたシーンはちょっと笑えた。姉が言っていた、正しさがそうさせたんだろうなぁ。志郎の良さを感じることができなかったので、共感できるポイントがなく私には今一つでした。

「あとのしまつ」描き下ろし 6ページ
禿げ上がった父親が気の毒。でも幸せ。
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