このレビューはネタバレを含みます▼
作者さんが言いたい事は分かるのですが…
時節柄、戦争、原子力(おそらく)、病気…etc.
読みきりなのですがそういう物語が中心の短編集です。
読み終わって、少し物事の捉え方や考えがかたよっているという様な感じがしました。
私は少しモヤッとした物が残りました。
正論をとくとくと言われている様な…学生時代のある教師を思い出しました。心がこもらず、自分にとっての正しいと思われる事を上から目線で押し付けがましく人の意見を聞く耳持たず言ってくる教師😓
それに一時、風評被害で大変な思いをした東北の事を思いだしました。まだ少しあるけど…
フィクションだと割り切るにはそこまで風化していない物事だと思うので読みながら思い出してかなりモヤッ😩本当に間近で体験していたら偏りなく書けるのだろうけど・・・私には遠くの安全な所から「わぁ~やだねぇ」って他人事の様に軽く言ってるようなそんな感じがしてしまった。さらっと読めば良いのだろうけど自分の本当に身近な問題だったのでさらっと読めなくて・・・
元々好きな作者さんだったので少し余計にモヤットしたのかも。