七年目のアイラブユー
」のレビュー

七年目のアイラブユー

シャロン・サラ/新井ひろみ

家族愛、伴侶への愛

2017年12月8日
家族内の愛情やコミニュケーションがとても上手くいった家族と、崩壊してしまった家族を事件を織り交ぜて描いています。一応ヒーローヒロインにあたる2人はいるのですが、どちらかというとヒーローの母親の掛け値無しの父親への愛の方が心打たれました。いわゆる悪役の家庭も悩みや怒りや苦しみの中に何が善良なものが見えたり、弱さが現れたり誰もが持っている誇らしい部分と醜い部分がよく表現されていて引き込まれました。
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