王女、遺跡探検へ行く
」のレビュー

王女、遺跡探検へ行く

早瀬亮/坂本あきら

ファンタジーではありません

ネタバレ
2017年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 268ページでした。この作者さんの『灰狼侯爵ー』が良かったので購入しました。ファンタジーっぽい作品を想像させる作品紹介でしたので、イマイチ惹かれなかったのですが…結果、とても面白かったです!!
ヒロインは超貧乏な弱小国の王女で、父である国王にしっかりしてもらいたくて、亡き祖父の持ち物らしき宝の地図?を頼りに洞窟を調べに行きます。ヒーローはヒロインの国と隣接する広大な領地の伯爵で、ちょっと皮肉屋な大人のイケメンです。
2人が出会い、純真なヒロインはヒーローを魔法使いと信じてしまいますが、ヒーローはそれを利用して洞窟内での逢瀬を楽しんだりします。
ヒーローはあまり性格が良くないなぁ~と思いますが、とにかくヒロインが可愛らしいです!!健気に頑張るヒロインが良かったので☆4評価にしました。
ラストは、ヒーローの正体や国王の醜聞の理由、遺跡についての謎、等々…色んな事が一気に明かされて無事にハッピーエンドになります。
甘さはあまり無く、ヒーローが悪戯心で可愛らしいヒロインについつい触れてしまうのが多いぐらいで、イチャコラシーンは最後の最後ぐらいです。
なかなか変わったストーリーなので、飽きずに一気読みできましたよ☆彡
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