このレビューはネタバレを含みます▼
(小説、1冊読みきり)
マンガ家シリーズ。
<1きみがいなけりゃ息もできない→2ごめんなさいと言ってみろ→3愛なら売るほど→4吸血鬼には向いてる職業→5きみがいるなら世界の果てでも→6?>
他社サイト情報では以上の順番みたい。
各巻主人公が変わる1冊読みきり。
これ1冊だけでも読めます。
というか本作にはシリーズ他作品の登場人物がほとんど出てきてないようなので、普通に別作品としても読める。
1&5冊目の二木たちの話だけ読んだんですが、5冊目収録のおまけでシリーズ人物たちがいろいろ登場。
不思議人物な真っ黒黒田が面白そうだったのでこちらも読んでみました。
いやー、正解!
面白かったー!
マイペースな変人黒田と根性の座った新人編集くんのやりとりが楽しい。
いろんな(昔?)漫画の中身をネタにしたジョークとかちょこちょこあって全体的にそこはかとなくコメディ調ですが、話の展開にはぐっときました。
互いの気持ちの変化とか、命についての描写では切なくなって涙が出そうになった。
後日談ぽい短編のオチには笑えました。
これで終わりはもったいないな~。
この2人の話はもっと読みたい!
その後でも、未来の話でも。
バラバラくんも気になります(笑)。
ぜひこの2人でも続刊出して欲しいです。
作者さん、担当者さん、ぜひお願いします!