イタリア富豪の孤独な妻
」のレビュー

イタリア富豪の孤独な妻

ダニー・コリンズ/内田一奈

こういう物語もありだけど

ネタバレ
2018年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出会い、結婚、新婚生活、妊娠、悪役の妨害からのハッピーエンド。
コミックだけ読めば物語をまとめてあります。
ハーレクインとしてだけならこういう物語も全然あり。

が原作が気に入っていた身としてはエピソードの取捨が残念すぎます。
コミックでは最後の障害になってる悪役の妨害(出生直後の子供をよその子供と入れ替える)は確かに大事件だけど原作では序章というか物語の始まりにすぎないのに。
原作では即座に取り返したのにヒロインが子供に違和感を感じながらもなかなか判明しないのもイライラしました。
あと子供っぽいスネ顔のせいか悪役が軽―い感じになってたのがイマイチ(本当はもっと酷いやつ)
原作では開き直ってて制裁受けても反省なかった悪役にヒーローがちゃんと怒ってくれたのだけは良かったですかね。
原作にはスピンオフとして「愛を宿した個人秘書」(ヒロインは子供を入れ替えられたもう一人の産婦ソーチャ)という作品があるのですがちょっとしたそこの交流がほぼ無くされてるのも残念でした。
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