お前がバカを言いだす日には
」のレビュー

お前がバカを言いだす日には

日塔てい

表題作+関連2作 男でいいなら俺だって…

2018年1月21日
日塔てい先生、初コミックスです。同じゲイバーに通う三人のお話。それぞれの恋の様子が可愛くほのぼのと描かれています。KADOKAWAクーポン利用で読みました。

「お前がバカを言いだす日には」
「そういや俺もバカだった」
バリタチの航はずっと片想いしていた慎太からゲイかもと打ち明けられ、航と正反対のタイプを紹介してほしいと言われる。お互い長身でゴリラ顔…。でもタチからネコになってもいいと思うくらい健気な航が、なんだか可愛く見えちゃう。ゲイバーで恋愛相談してるのもほのぼのしてていい。「俺専用」にしみじみ喜ぶ慎太との描写は見えない感じでした。

「ラブはどこへいった」前中後編
航のゲイ友・良太と、バイト先の常連客・小野寺のお話。目の保養にしていた小野寺にゲイだとバレてしまった良太は…。頑なな良太と小野寺との駆け引きが楽しい作品。描写は白抜きです。

「犬に餌づけする時は」
こちらも航のゲイ友・正と、行きつけのお店の店員・耕太とのお話。正に餌付けされてるワンコな耕太は秘かに正に片想い。暴走ワンコが人間の男に変身しちゃって…。泣きながらの反省が可愛かったな。

「あとがき」2ページ
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