ファインダーの熱情 ~ファインダーの標的シリーズ(6)【初回限定小冊子付版】
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ファインダーの熱情 ~ファインダーの標的シリーズ(6)【初回限定小冊子付版】

やまねあやの

シリーズ6巻 今までで一番甘い展開かも〜

ネタバレ
2018年1月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 秋仁が全裸の表紙(笑)大胆。シリーズ一番のあまあま展開ですかねぇ。日本での生活が戻ったこの巻は平和で甘くて楽しく読める。短編二話もあり。

麻見との事は一旦忘れ自分の足で生活していこうと秋仁の前向きな意気込みとは裏腹な秋仁のチョロさが際立つ展開に(笑)秋仁には悪いけど可愛くて楽しい。

スクープ狙いがアイドルあいのストーカー事件に巻き込まれてしまう。しかも犯人小野田は大物代議士の秘書とまたしても黒い背景、更に彼の拳銃の出所が麻見と繋がる。

スクープと正義と麻見の中でもがく秋仁。結局拳銃回収したい麻見と同行し犯人と対峙するも、麻見に助けられるという結末に。スクープを狙い裏社会に踏み込むと必ず麻見の影がある現実。カメラマン秋仁のこれからの大きなテーマになりそう。

そして麻見と離れたいと思っている秋仁自身無自覚だけど、身体は麻見を求めてるのね。最初の囲われるエロ妄想も笑えたけど、坂崎に犯されそうな危ない状況で麻見との情事を思い出して名前まで口に出しちゃうとかジャーナリストとしてヤバすぎ(笑)

麻見は5巻ラストのモノローグ通り「戻る場所は一つしかない」を地で行く男。秋仁の事は全てお見通しなのがこの巻でよくわかる。先読みして秋仁のチョロさに微笑むあたり以前とは違う麻見を見る事が出来て満足〜。さりげないラブが見られる同居シーン可愛い。アイドルのファンの尾行まで麻見は読んでいたのかしら?思惑通りなんだから麻見も素直に同居を喜べばいいのに「茶」の一言であしらうシーンに吹き出したわ。同居って秋仁の夜の体力が心配よね(笑)

日本に戻った途端エロエロな展開で(笑)なんかキスシーンすら甘くなってる気がする〜。お互い離れられない関係なのよね( *´艸`)ご馳走様でした。次巻はまた新しい長編が始まります。

そして久しぶりの短編「恋するシリーズ」は、麻見×秋仁とのコラボと豪華版!水野×桧山の修学旅行に秋仁カメラマンが同行する楽しいお話。庄司くんがいいキャラ!水野×桧山はやっと両想いになれたのね。ストレートなイチャつき可愛い。麻見はというと…名刺とギロリと睨む麗しい目とHシーンだけの登場という作者さんの弄り方に大ウケしました。

もうひとつ麻見の秘書桐島さんの短編も面白い。生真面目さが引き起こす、小さな親切大きなお世話的な家政婦さん笑いました〜。

「小冊子」ヤバババ〜(笑)あのメンツでいいのか(笑)
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