ファインダーの密約 ~ファインダーの標的シリーズ(8)【初回限定小冊子付版】
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ファインダーの密約 ~ファインダーの標的シリーズ(8)【初回限定小冊子付版】

やまねあやの

シリーズ8巻 銃撃戦あるけど見所も満載〜

ネタバレ
2018年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前巻からの「プレイ イン アビス〜奈落で祈りを〜」

黒田と共に売 春クラブに潜入し、まゆと会えた秋仁は須藤を追及する前に逆に彼に拘束されてしまう。あの最初から見せパンは何故(笑)裏社会で要人達の後始末をしてきて須藤は欲の塊に。そして麻見が秋仁の為に香港に行った事で彼の嫉妬心が暴走したのかしらね。殺したい程秋仁を憎み、殺したい程麻見を愛するなんてなぁ。

ふいに須藤の取引相手が現れ、そこから黒田率いる特捜部が入り秋仁は救出されるも、秋仁を庇った黒田と須藤は撃たれ最後はまた麻見に救われた。

またしてもコロッと捕まり陵 辱された秋仁。おバカ。でも狂った須藤のナイフに怯まず強くなった。
須藤の狂気や坂崎の下劣さを見ると秋仁の真っ直ぐさが光る。裏社会の麻見には眩しいくらいなんだろうな。

なのに秋仁は「オレが勝手に麻見の領域に踏み込んだから(香港で助けて貰った)」なんてまだ思ってたのね。謙虚というか惚れられてるのに勿体無い(笑)帰宅後イチャラブのモノローグで麻見は俺のモノだ、と独占欲を見せましたね( *´艸`)

裸の腕枕が美しい所に襲撃されまさかの銃撃戦に。パニックルームから屋上までの緊迫した展開。桐島が麻見を援護し秋仁をヘリに逃がす。「一緒に死にます」って桐島カッコイイ。みんな無事でありますように。

一方、重傷の須藤は入院先で銃で狙われるも彼を先に連れ出したのはアノ坂崎。そして須藤の前に颯爽と現れたのはまさかのミハイル。そこで次巻へ。

坂崎は取引相手側の人間だったって事?麻見をはめたミハイルの動機って?カジノ権利書の恨み?いやぁ気になる!次いつ発売かな。

怖い展開でも見所豊富なのがこの作品の優れている点♪黒田と秋仁を救った倉庫でのスナイパー麻見と自宅からの銃撃戦で前髪をおろしたスナイパー麻見と大ピンチの時の秋仁の頭へのキスのカッコイイこと!シビれたぁ(笑)あとあのセレブさには度肝を抜かれたわ。

そして短編は、二人共やらし〜い(笑)桐島さんたら麻見をハリセンで!ブラボーでございました。

「小冊子」最高〜!読者サービスてんこ盛り(嬉)マイフェアボーイじゃなくプリンスなのもグー。やっぱり爆睡の秋仁にはアノ甘い言葉を聞かせないオチとは天晴です。
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