太陽を堕とした男
」のレビュー

太陽を堕とした男

会田薫

歴史要素が強く、恋愛要素はないですが……

ネタバレ
2018年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 奇兵隊の高杉晋作と赤根武人のお話です。
奇兵隊や幕末のファンの方にはお勧めかと思います。

歴史物、素敵な絵柄に惹かれて購入しました。そしたら、ドストライクです。買ってよかったです。

ここからネタバレになりますが、
赤根が高杉に対して、恨み言(?)を言う度に心酔(?)してるんだなぁって感じさせられます。上手く言い表せれませんが、マイナスなことを言っているのに、奥底はプラスに感じ取れちゃうんです。

太陽を堕とすってそういう意味かぁ……と最後に納得しつつも切なくもありました。
余韻が抜けなくて、何度も何度も読み返してました。

作者さんは、この2人に関するお話を他にも描いていたので、即、全てを買いました。
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