いとこい【電子限定特典付き】
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いとこい【電子限定特典付き】

あずみ京平

ケモミミの可愛さ>ストーリー

2018年2月1日
ケモミミ達がとても可愛いお話。これは序章的な物なんですかねぇ。キャラ設定メインでストーリー展開としては深さはなくアッサリなので少々物足りなさがあります。が、そこをカバーしちゃうケモミミの可愛さ♪

ケモミミ達の体力=食事=人間の体液なので、体力が低下するとチビ化する。これがたまらぬ可愛さ。

元狐のシロは縁切りや縁結びが出来るけど、神様ではなく刑期や贖罪といったワードが出て来るのでそういうシステムの世界観でいいのかな。

主人公の克之は幼少時母親から虐 待されていて、無理心中をシロに助けられた。その時シロが母親と克之の縁切りをした様です。このあたりの設定が魅力なのに触り程度でした。

元狐のケモミミ シロ×一人暮らし高校生 克之。

黒猫のケモミミ クロ×克之の幼馴染 尊久。

狼のケモミミ 琥珀×克之の先生 晃典。

と3カップル出てきますが、1巻はシロ達とクロ達のお話。2巻は琥珀×先生のお話が中心で他四人は友情出演的な登場。

琥珀との関係に悩んだ先生が、克之と尊久に「食事」について質問をするシーンがとても面白かった〜。食事(要はH)のきっかけや回数など大真面目な井戸端会議で(笑) 居酒屋の酔客の下ネタっぽくて笑えた〜。

尊久と先生は相手への愛情がわかる展開だったのに対し、克之はいまひとつそこがピンと来ない。そこまで出番も無いし幼い頃からの「縁」に頼るのかしら?

といいつつ楽しく読めました。絵が綺麗なのでケモミミもモフモフも可愛いしカップルそれぞれの関係性もいいし。うさみみを描きたいとありましたが、これ以上カップル増やさなくていいのでこの三組をもっとじっくり読んでみたいです。
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