竜の妻恋
」のレビュー

竜の妻恋

いとう由貴/二駒レイム

極甘からのシビアな結論。

2018年2月8日
ハッピーエンドです。3分の2くらいまでは、オドオドしている受けが、ひたすらスパダリ攻めに溺愛される様を読まされる感じで、特に前半半分は胸焼けしそうでした。でも、ただのフランダースの犬からのシンデレラ展開かと思ったら、もう一展開ありました。攻めはひたすら一途で、終始一貫して溺愛してるんですが、受けの結論やそこに至る思考過程が斬新というかかなりシビアで、ちょっと面白びっくりでした。なるほど、そういう考え方もあるのかと笑。誠実さゆえ?なんでしょうかね…。まあ、リュシーがそれでいいならいいんじゃないでしょうかね、みたいな笑。最後の方は面白かったので、ひたすら甘々の部分をもう少し短くして、後半の悩みとか、他の登場人物とのやり取りとか絡みとかを増やしてくれていたら、もっと読みごたえがあった気がします。しかし、こんな生活続けてたら太りそうだな。ベッドの上で運動してるから大丈夫なのかな…。
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