このレビューはネタバレを含みます▼
割引だったので。「それでも恋する迷探偵」のスピンオフ。本編を読んでた方が面白味が増すと思います。探偵事務所のロン毛谷さんの高校時代にさかのぼり。谷さんは3年、コミュ障の見た目不良の総悟は実は花好き1年。言葉を交わし親しくなっていく2人だけど、谷さんには大切な友達がいることを知り…その友達が本編の主人公瞬でした！おおっ、こんな頃から2人はつるんでて、何やら色々事情があったんですねー
話の題名に花の名前がついていて、1話ごとにその花がいい感じにアクセントになっていて。ストーリーに爽やかな風を運んでくれます。
総悟に曖昧な態度をとる谷さん。うーん谷さん優しいんだけど、肝心な時にスルッと逃げちゃう。総悟にしちゃたまったもんじゃないですね〜切なくて何度かウルっときました！それから10年後、再会してからさぁどうなるか！ってとこです。
びっくりしたのは2話めでいきなり総悟が「谷」と呼び捨てでタメ口だったこと！いきなり？？そんなきっかけあった？って読み返したけど、1話めおわりくらいから谷呼びだった。それだけ心を開いたってことかな？その辺はよくわかんなかったけどー
再会のきっかけを作った総悟の兄が本編のあの人だった！いやー気づかなかった！世間狭いな〜
Hはさわりもさわりだけ。あともう少し読みたいなぁってとこで終わるからもっとー！ってなります笑
総悟も谷と出会ってどんどん変わっていったし、谷も瞬を見守りながら本編「それでも恋する迷探偵」を経て総悟と再会して…そう思いながら本編を読むとまた違った印象になるし、本編→今作品でも感慨深いものになって相乗効果でよかったです。
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