白木蘭円舞曲
」のレビュー

白木蘭円舞曲

さいとうちほ

3人の男女と時代背景の交差がグッと来る!

ネタバレ
2018年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公のコトちゃんをはじめ、時代の流れに翻弄されながらも必死で生きて、愛し合う男女それぞれの生き方が心にグッと来る作品でした。
3巻完結でやや展開が早く、主人公の心の移り変わりに頭が追いつかないこともありましたが…少女から女になり、妻になり母になり…と成長していく主人公から目が離せませんでした。
絵のタッチや世界観はとても綺麗。
某漫画の脚本家がこの作品の良さを語っており、気になって読みましたが、納得の作品でした。
終わり方に関しては、他の作品に絡めているらしく、そっちの作品を知らない者としては拍子抜けしました。後味があまりスッキリしなかった、というのが結末に対する正直な感想です。
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