宇宙を駆けるよだか
」のレビュー

宇宙を駆けるよだか

川端志季

見える世界の違い

ネタバレ
2018年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻完結だったので購入してみました。
あゆみの体の然子、然子の体のあゆみ、それぞれ自分以外の外見で見える世界、人との関わりを体験していって、特に然子の体のあゆみが「他人と比較する」ことを知るくだりにぞぞぞっと来たのでもっとその辺書いてもらいたかったな。
結末はどうあれ、自分じゃない人の立場について想像させる物語だったなと思います。
自分が今の自分でどう振舞うか、それが評価されることを望むし、それを評価できる人間になれたらな、という感想でした。
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