このレビューはネタバレを含みます▼
この作家さん絵も話も古臭い。どのストーリーも昼ドラみたいにドロドロしていてドキドキとかときめきとか全くない。
…けれど!ヒロインの前に壁が立ちはだかり、それをどうやって越えて行くのかが気になるし、越えたときに妙なスッキリ感があってついつい読まされてしまう。
今回の話もやんごとなき金持ち一族に嫁いだ庶民の主人公が、敵ばかり上流階級の作法を知らずイジメられてばかりのとこからはじまります。
それがどう上流階級の人々をザマァしていくのか、絵が古いだの、いつもドロドロした話だのいいながらも気になるから凄い。結局は文句言いながらも作品的には面白いんだと思います。