惜しい!!





2018年2月24日
2016年初版の作品。80歳のおばあちゃんのお話。
ぐいぐい引き込まれてすごく面白かったし、主人公もチャーミングなんですが、設定に甘さがあって、説得力を欠きます。
2015年頃の日本として、主人公は1935年前後生まれ、太平洋戦争を経て、二十歳頃には太陽の季節が人気という年代なのに、銀座のカフェであの袴の着物はないな(笑)
その頃から作家デビューしていて山ノ上ホテルのような文豪ホテルで缶詰めもさせてもらえるほどの人気があり、バブル時代も経ていたら、この主人公かなりのお金持ちです。旦那さんもいたわけで、あの家はローン終わってるし、その家に寄生してきた息子夫婦も、孫もかなり楽に収入を貯めれているはず。家が手狭なら、主人公が老人向けマンションやグループホームに入るとか、多少援助して孫世帯を自立させるとか、やり方はほかにもあるのに、なんでこんな愁嘆場になるか?わけがわからない。
せめて、50歳で遅蒔きの作家デビューした人とかなら、原稿料もそれほどないだろうし、この状況も納得いきますが、そこが惜しい。
ネットカフェに驚く80歳を描くなら、それまでどんな時代に生きてきた人かも描かれていないと説得力ありません。
出版社の社員さんは高学歴とききますが、編集さん、知識面でフォローしてあげたらいいのにな。
キャラの顔に鼻が欠落しているように、この作家さんは社会知識になにか欠落があるように感じました。見たくない部分はまるで見ないみたいな。
ぐいぐい引き込まれてすごく面白かったし、主人公もチャーミングなんですが、設定に甘さがあって、説得力を欠きます。
2015年頃の日本として、主人公は1935年前後生まれ、太平洋戦争を経て、二十歳頃には太陽の季節が人気という年代なのに、銀座のカフェであの袴の着物はないな(笑)
その頃から作家デビューしていて山ノ上ホテルのような文豪ホテルで缶詰めもさせてもらえるほどの人気があり、バブル時代も経ていたら、この主人公かなりのお金持ちです。旦那さんもいたわけで、あの家はローン終わってるし、その家に寄生してきた息子夫婦も、孫もかなり楽に収入を貯めれているはず。家が手狭なら、主人公が老人向けマンションやグループホームに入るとか、多少援助して孫世帯を自立させるとか、やり方はほかにもあるのに、なんでこんな愁嘆場になるか?わけがわからない。
せめて、50歳で遅蒔きの作家デビューした人とかなら、原稿料もそれほどないだろうし、この状況も納得いきますが、そこが惜しい。
ネットカフェに驚く80歳を描くなら、それまでどんな時代に生きてきた人かも描かれていないと説得力ありません。
出版社の社員さんは高学歴とききますが、編集さん、知識面でフォローしてあげたらいいのにな。
キャラの顔に鼻が欠落しているように、この作家さんは社会知識になにか欠落があるように感じました。見たくない部分はまるで見ないみたいな。

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