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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-
外伝に神が降誕していた。2018年12月24日岸本先生の描かれている外伝があるとは知らずに読んだので狂喜!!やっぱいい!全てがいい!岸本先生、神!!
BORUTOは期待せずに読んだけれど、ひきこまれて6巻まで一気に楽しめた。絵が違うからNARUTOとは距離を置いて読める。BORUTOを続編として読みたければ読めばいいし、嫌なら二次創作として読めばいい。二次創作としたらこれ以上クオリティの高いものはないし、そもそもアニメナルトのオリストのウンコみたいなクオリティに比べれば雲泥の差。
漫画のなかで岸本先生の絵が一番好きな自分にとっては先生の作画がないのは寂しくて仕様がないけれど、ストーリーについてはBORUTOのほうが質が高いかも。岸本先生ならではの神発想をベースに脚本もついているので、ストーリー進行がすごくスムーズ。脚本をチームで作り上げるアメリカのドラマのような完成度の高さがあるように思う。NARUTOは担当さんの意向で変にねじ曲げられている部分がある気がして嫌だった。
分かりやすいコマ割り、三次元的構図、アクションシーンのダイナミズム、筋力の表現、キャラの繊細な熱量ある表情…という岸本先生ならではの良さがないのは物足りないけれど、回を重ねる内に改善するものと思う。
もう少しだけキャラに筋肉が感じられればな。特に下半身に説得力がない。体脂肪率5%~10%の世界のはず。岸本先生はシンプルな絵に見えてその辺書き分けられている。6巻の青の絵はアメコミぽくてかっこよくはあるけれど、ぶよぶよの脂肪の塊でおよそ忍者なんてもんじゃない。
岸本先生も最初の頃と今では随分違うので、池本先生も今後に期待。 -
惜しい!!2018年2月24日2016年初版の作品。80歳のおばあちゃんのお話。
ぐいぐい引き込まれてすごく面白かったし、主人公もチャーミングなんですが、設定に甘さがあって、説得力を欠きます。
2015年頃の日本として、主人公は1935年前後生まれ、太平洋戦争を経て、二十歳頃には太陽の季節が人気という年代なのに、銀座のカフェであの袴の着物はないな(笑)
その頃から作家デビューしていて山ノ上ホテルのような文豪ホテルで缶詰めもさせてもらえるほどの人気があり、バブル時代も経ていたら、この主人公かなりのお金持ちです。旦那さんもいたわけで、あの家はローン終わってるし、その家に寄生してきた息子夫婦も、孫もかなり楽に収入を貯めれているはず。家が手狭なら、主人公が老人向けマンションやグループホームに入るとか、多少援助して孫世帯を自立させるとか、やり方はほかにもあるのに、なんでこんな愁嘆場になるか?わけがわからない。
せめて、50歳で遅蒔きの作家デビューした人とかなら、原稿料もそれほどないだろうし、この状況も納得いきますが、そこが惜しい。
ネットカフェに驚く80歳を描くなら、それまでどんな時代に生きてきた人かも描かれていないと説得力ありません。
出版社の社員さんは高学歴とききますが、編集さん、知識面でフォローしてあげたらいいのにな。
キャラの顔に鼻が欠落しているように、この作家さんは社会知識になにか欠落があるように感じました。見たくない部分はまるで見ないみたいな。