このレビューはネタバレを含みます▼
骨董屋「寒鰤屋」を営む主人公。一話完結物で、一話ごとに骨董品が登場し、それにまつわるドタバタが繰り広げられるという作品。また、寒鰤屋は公儀隠密の流れを汲む武術の使い手で…?!
ギャグ漫画だが、アクションあり、ほんのりお色気シーンもあり。ハートウォーミングかつ面白い。
会話のテンポがよく、台詞回しが粋。登場人物が皆魅力的。一コマしか出てこないようなキャラも勢いがあって笑ってしまうし、さりげなく突っ込まれる小ネタも笑ってしまう。
子供より、大人のほうが好むストーリーだったからなのか、絵柄がやや古めだったからなのか、残念ながらコミックス1巻分で打ち切りになってしまいましたが、読んで損はナシ! 連載をジャンプで追いかけ、紙のコミックスも持ってるのに、電子書籍でも買ってしまった……(^_^;) 自分にとっては、勇気とワクワクをもらった、思い出の漫画です。伊藤若冲に興味を持つきっかけになった作品でもあります。
個人的に大魚くんが好きです。……と書いたら、先にレビュー書いてる方と被った(笑)
少年漫画を愛する全ての方にオススメ!古典芸能がお好きな方には、特にニヤリと出来る小ネタがちょいちょいあって、さらにオススメです!!