若くても生活レベルが違っても本気の恋した





2018年3月3日
このストーリーでは長くヒロインしか辛い目に遭っておらず、ヒロインを13年ぶりに見て彼が抱え始めるそわそわとか、我慢とかも、それしきのことヒロインの長い年月に比べたらなんぼのもん、という感じだ。
二人がお似合い、というのはよく分かる。二人の間のムードが伝わってくるようだった。
この話は、自分の育ての母親の黒過去を知るキンバリーの衝撃がきついと思った。養女と分かっても乗り越えたけれど、次の波は大きすぎだろうと、そこが痛みが強いだろうと思った。
橋本先生の絵がまた、可憐な少女が恋を失い、一生懸命娘の成長を心のよすがに生きてきた、そのヒロインの立場を十分伝えていて、こどもの成長と共にますます消えなくなる恋心へ感情移入させられた。本当の家族としての未来を願う。こういうストーリーこそ、もう少し家族として定着出来た様子を垣間見たかった。
冒頭の、うつ伏せに眠るニックの寝姿が好みのルックス。そのため1頁目で既に内容そっちのけで、期待は助走抜きのトップギア、読み進めるのが楽しみになっていた。こういう冒頭から目を引き付けられるのは流石だと感じる。視覚要素が大きい漫画という表現で制作される以上は、のっけからそそらせるというこういうやり方も、大変重要な技術力だと思う。HQの他の実力ある先生方もキャラ登場時の工夫をよく感じる。
二人がお似合い、というのはよく分かる。二人の間のムードが伝わってくるようだった。
この話は、自分の育ての母親の黒過去を知るキンバリーの衝撃がきついと思った。養女と分かっても乗り越えたけれど、次の波は大きすぎだろうと、そこが痛みが強いだろうと思った。
橋本先生の絵がまた、可憐な少女が恋を失い、一生懸命娘の成長を心のよすがに生きてきた、そのヒロインの立場を十分伝えていて、こどもの成長と共にますます消えなくなる恋心へ感情移入させられた。本当の家族としての未来を願う。こういうストーリーこそ、もう少し家族として定着出来た様子を垣間見たかった。
冒頭の、うつ伏せに眠るニックの寝姿が好みのルックス。そのため1頁目で既に内容そっちのけで、期待は助走抜きのトップギア、読み進めるのが楽しみになっていた。こういう冒頭から目を引き付けられるのは流石だと感じる。視覚要素が大きい漫画という表現で制作される以上は、のっけからそそらせるというこういうやり方も、大変重要な技術力だと思う。HQの他の実力ある先生方もキャラ登場時の工夫をよく感じる。

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romance2 さん
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