ネオンサイン・アンバー
」のレビュー

ネオンサイン・アンバー

おげれつたなか

何という事のないストーリーと画面の壮大感

ネタバレ
2018年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ サラッと読める作品も重い作品も好きですが、この作家さんの画力ゆえか薄い内容を壮大に見せている感が出てしまうのが苦手で、所々で「?」と立ち止まってしまうことが多いです。好きになって実際にそうなるとダメだったりゲイだと知られてイジメに遭っていたり、リアルな要素を散りばめたわりには解決に見せ場なくサラリと流れていくだけだったり、ボクサー相手に簡単に勝ってそこだけ唐突にファンタジー展開だったり、回収されない違和感があります。意図的にむしろそういう見せ方ということもあるかもしれませんが、そうなると画面がうるさい印象で個人的にバランスが一致しません。雰囲気や空気で読むにしては自分にとっては絵が強すぎる作家さんです。
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