いとしの猫っ毛
」のレビュー

いとしの猫っ毛

雲田はるこ

ほっこり、いとしい。癒しBL。

2018年3月9日
現在5巻(+番外小樽編、別売り)。
175,183,217,179,246ページ(5巻は通常版+小冊子45p。各巻、描き下ろし?のカラー絵のお話が数ページずつあり)。

5巻ですごく区切りの良いラストです。
なんと!え!
という素敵未来(笑)。

ですがその後に、まだ続きます、来夏発売予定(どの年?)とありました。
次は脇役のお話みたいですが、、
まだ発刊されてないのかな?

番外編(別売り)は意外にも重い過去!
切なくてかなしくなります。
これは本編の途中でぜひ読んでください!
発刊は2巻と3巻の間ですが、私は3巻で過去をほのめかす話が出てきて気になったので3巻と4巻の間で読みました。
私はそのタイミングで読んで違和感もなく、良かったです。

計6冊ありますが、すでにできてる2人のほっこり日常話で、1冊ずつでも読みやすい。
気になる方はまずは1冊だけ読んでみて、キャラや話の雰囲気が好きな方は続刊を読み進めればいい。

変人の集まる下宿が舞台なので、周りからやんややんやと絡まれながらのお話(笑)。
雰囲気や服装はどちらかといえば現代よりは昭和な、30年くらい前?
こたつで酒盛りや麻雀、ずうずうしい隣人とか、今とは違うんじゃないかなぁ(笑)。
それくらいの年齢層の人が読むと、さらに楽しい気がする(笑)。

話の盛り上がりで言えば、番外小樽編を含んで前後する過去に関わるお話ですが、そんなにガッツリ続き話でもないです。

線がやさしくて独特の雰囲気のある絵。
好みが分かれるかもしれませんが、好きな方にはすごく好きだと思います!
試し読み無料版もあるので、そちらでだいたいの雰囲気もわかると思います。

ほんと、手抜き絵の顔とか、ぴゃは!とか、なんでしょうこのあいらしさ(笑)
これは単なるBLではないですね。
手元に置いて時々読み返しては、ほっこりなごませてくれる、そんな素敵な作品です。

<*5巻付録の小冊子>
なかなか面白い企画。
読者さんからのリクエストのシーンだったり、他の漫画家さんからの本作の寄稿ページ。
いろなジャンルの漫画家さんが参加されてて、それぞれのねこっけのお気に入りを絵にされてて
面白かったです。
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