おやすみなさい、また明日
」のレビュー

おやすみなさい、また明日

凪良ゆう

SSまで読んでこそ

2018年3月11日
あとがきにSSについての記述がありましたが、これは絶対SSあってこその作品だと思う。
ずっと泣きながら読み進めましたが、SSで涙腺崩壊しました。
本編の最後を読むだけでは図れないつぐみと朔太郎のやさしくて温かい日常が、SSですべて補完されます。
凪良先生の作品どれもに言えることですが、人物の心理描写が巧みで、心が良い意味でチリチリざわざわとさせられますね。
読み終えてなお、独特の温かいきもちに包まれる作品でした。
本当におすすめです。
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