皇帝と宦官【コミックス版】
」のレビュー

皇帝と宦官【コミックス版】

日野晶

とてもいい読後感。

ネタバレ
2018年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読みの作者さんでしたが、大満足です。末永さを予感させるハッピーエンドです。作風は、コミカルとシリアスの融合みたいな印象。切ない重い部分も、天真爛漫な楽天家アホの子海燕がコミカル方向に持っていってくれます。みなさん素晴らしいレビューを書かれているので、私は萌えと主な地雷の観点から。メインCPは泰藍(皇帝)×海燕(下っぱ宦官(学芸官)、農民の子供)で、直情型CPの純愛です。溺愛。身分差、年の差(おそらく20歳くらい違うのでは)、身長差、体格差あり。宦官なので、エチシーンでは人によっては微グロと感じる描写あり。サブCPは文昌(太子、泰藍の息子)×麗琳(宦官(学芸官・花形役者)、名家の息子)で、策略家型CP。メインの二人と比べると、大人の恋。身分差あり。エチシーンですが、気持ちが通じ合う前に、玩具プレイ、人前プレイ等あります。なお、麗琳と海燕に百合的絡みが複数回あります。同時進行で進んでいくし、各々が各々の主要な登場人物なので、1冊複数CPにしては珍しく不完全燃焼感はありませんでした(描き下ろしがなかったら不満だったかも)。もっと泰藍×海燕のその先や番外編なども読みたかった気持ちはありますが、面白かったからこその物足りなさということで☆ちなみに、泰藍と海燕が、マ○の練○炎とア○ジンに見えて仕方ないのは私だけでしょうか…。
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