水の春
」のレビュー

水の春

黒沢要

気持ちの伝え方

2018年3月21日
高校生の澄と吉野、小説家の泉と編集者の基、2組それぞれの会話や心情の変化がとても繊細に描かれていて素敵です。気持ちの伝え方も芯がしっかりと通っていて、穏やかさの中に凛とした美しさを感じられました。激しい描写は無くても、丁寧な言葉で思いを繋ぐ恋の形も魅力的だなぁ、と思えるのです。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!