声はして涙は見えぬ濡れ烏
」のレビュー

声はして涙は見えぬ濡れ烏

ウノハナ

切なく色っぽい

ネタバレ
2018年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の会沢は、隣人の凛に一目惚れする。財閥の血を引いた凛は人を寄せ付けず、頑なに他人を寄せ付けない。でもとっても色っぽく見え隠れする情熱的な部分が魅力的だ。
心を閉ざした凛を、会沢は笑顔と大らかさでだんだんと開いて行く。ひょんなことから身体の関係になった会沢に、凛も次第にほだされていき…
惹かれ合う2人の様子が丁寧に描かれ、ウノハナさんの初だった私はすっかり虜になりました!色々な事情から2人は離れてしまいますが、諦めない会沢のわんこぶりは、もはやスパダリの域!再会の時に凛の流した涙がうるっときます。
お値段も安いですし、読んで損はありませんよ。
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