多重人格探偵サイコ
」のレビュー

多重人格探偵サイコ

田島昭宇×大塚英志

もうひとひねり欲しい

ネタバレ
2018年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 勝手に解釈すると、前編の雨宮探偵編と後編の弖虎vs若女編に別れています。前編は話の中に後編に続くガクソのやら諸々の伏線がちりばめられていて、伏線が気になるものの探偵物なので、だらだらせずに一旦は完結するので飽きずに読めます。後編の弖虎vs若女編に突入数巻14~19ぐらいまでは前編の伏線を拾っていくので、探偵物でないけれど、展開が早くて面白く読めます。とこりろがそこからはダラダラ、ただのアクション物が24巻まで続きます。もうひとひねり入れるか、もっと簡潔にするかしたら良かったのにと、思いました。まだ終わらないのに20巻辺りから、巻末に次の巻で最終回みたいな書き方するのもいやらしくて、最終回出てからまとめて購入したから良かったものの、実際に発売当初に購入してたら本気でうんざりしたと思います。実際に21~23巻は買わなくてもいいような内容だって、編集の方でわかってたから、そんないやらしい戦略とったのだろうと思いました。
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