酔うと化け物になる父がつらい
」のレビュー

酔うと化け物になる父がつらい

菊池真理子

980円を払って読む価値はない。

ネタバレ
2018年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 予想通りの落ちと主人公の不器用さにイライラする。妹が主人公なら面白いかもしれないけど。自分の人生を正当評価する為の慰みに書かれたものにしか感じない。

頭も機転も働かず、家族修復や、父親との決別のための努力もせず、自分だけが苦しんでいるように錯覚している自問自答が繰り返されているだけの作品。もしノンフィクションだとしたら、心では父親を軽蔑しながらも笑顔でいる強かな妹の物語の方が、ずっと面白いと思う。

毒親の子供の末路を勝手に決めつけて書かれているよう。
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