真面目で勉強一筋の日比野つばきが恋をした





2018年4月8日
相手の椿京汰というクラスメートは、初対面最悪だった。典型的なひとつの少女漫画のパターンで始まり、女の子にモテモテ男京汰はすぐにつばき一筋へ。彼女は自分がそこまで魅力的とは思ってないので 少女漫画に多い、自信の無さから劣等意識強く、
その過程で京汰の出方にグイ感あり、ツボをしっかり押さえてキュンポイント多数。絵も綺麗。
二人のその後の幸せなところも見せて欲しいとの、読者サービス迄出してくれる親切さ。
ただ、逡巡の後の選択の流れをいつも逆に選び取る、追い詰められた分岐点の心理状態からの決断が、分かれ道ビフォア・アフターに読者を翻弄させる意図は、食傷気味。向かわせるストーリー進行が、フェイントというよりは、読み手に対するある種裏切りの構図。
決着方法にも納得しきれない箇所いくつか。そっちへ行ってしまうのか、という、よく言えば意外性、率直には、ブレを感じる。
それに水波先生の常套手段的なH傾向高い描写が、徒に読者を煽り、勝負どころをピンぼけさせてしまう。彼の危険さを見せるのは京汰の魅力のアピールに繋がることでも、それ以外で緊迫感漂わせるシーンは仄暗く表現され、読者の性的関心をもてあそんでいる。その作りに安易さを感じる。
語りが非常に上手く、突然のエピソードや突如の新人物登場に違和感少なくさすが。
展開中に遭う二人に対する妨害に漂う悪意がしつこい気はするが、それも、ストーリー読み手をハラハラさせる効果絶大。
その過程で京汰の出方にグイ感あり、ツボをしっかり押さえてキュンポイント多数。絵も綺麗。
二人のその後の幸せなところも見せて欲しいとの、読者サービス迄出してくれる親切さ。
ただ、逡巡の後の選択の流れをいつも逆に選び取る、追い詰められた分岐点の心理状態からの決断が、分かれ道ビフォア・アフターに読者を翻弄させる意図は、食傷気味。向かわせるストーリー進行が、フェイントというよりは、読み手に対するある種裏切りの構図。
決着方法にも納得しきれない箇所いくつか。そっちへ行ってしまうのか、という、よく言えば意外性、率直には、ブレを感じる。
それに水波先生の常套手段的なH傾向高い描写が、徒に読者を煽り、勝負どころをピンぼけさせてしまう。彼の危険さを見せるのは京汰の魅力のアピールに繋がることでも、それ以外で緊迫感漂わせるシーンは仄暗く表現され、読者の性的関心をもてあそんでいる。その作りに安易さを感じる。
語りが非常に上手く、突然のエピソードや突如の新人物登場に違和感少なくさすが。
展開中に遭う二人に対する妨害に漂う悪意がしつこい気はするが、それも、ストーリー読み手をハラハラさせる効果絶大。

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romance2 さん
(女性/60代~) 総レビュー数:1852件