娼年
」のレビュー

娼年

石田衣良/幸田育子

映画を見て読みました。

ネタバレ
2018年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックにすると、映画ほど過激な濡れ場は感じなく、少しホッとしました。リョウの優しさが上手く表現されてます。コールボーイの仕事は、決して誉められる生き方ではないが、この生き方しか出来ない人も、多分世の中には居るのだろうなと思う。否定はしないが、肯定もしにくい。女性の欲望と魂のふれあいのように美しく描いていても、ビジネスとなると、生臭さを感じてしまう。御堂が結局病気になってしまったことや、母親が死んでしまった事が、その生き方の末路を象徴しているようだと思った
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