先に『黒耀の厄災は愛を導く』を。





2018年4月16日
読む順番は『黒耀の厄災は愛を導く(受視点)』→『黒耀に導かれて愛を見つけた男の話(攻視点/本作)』です。同じ時間軸を、それぞれ受け視点/攻め視点で進みます。受難まみれだった秋人(受)視点を先に読まないと、本作でのレンドルフ(攻)の秋人溺愛思考が胡散臭く感じるかも(笑) 異世界物って言語の壁をサラッと越えるものが大多数ですが、この作品はその言語の壁が二人の心に決定的なスレ違いを生み、もうキリキリキュンキュンしました…!攻めのジェラシー最高ですね。両作の二人が結ばれた後の後日談も少しだけ読めます。が、☆が4つなのは、言葉の壁が解決されちゃったら何だか普通のカップルで…続編が読みたい!という気持ちにはならなかったので。完結ということで納得。スピンオフが『金緑の神子と神殺しの王』で、こちらは秋人と一緒に異世界に飛ばされた春夏が主人公。同作1巻で『黒耀~』のレンドルフ視点(未完)が載っていますが、本作が出た今、改めて読む必要はないかと。長く書き過ぎちゃいましたが、それくらいこの作品を楽しみに待ってたんです、ということが伝われば!

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