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今月(5月1日~5月31日)
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シーモア島


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程よい塩梅2018年6月6日祓魔師とか聞くと苦手な方は避けられるかもですが、こちらの作品はソチラ方面を下手に深堀も脚色もされておらず、説明も簡潔明瞭。舞台はあくまで現代。本格的なのは面倒臭いけど、陰陽とか天龍とか転生とか、雰囲気を楽しみたい方向け。良い意味でまさにライトノベル。ストーリーは「五百年前の過去、二人に何が有ったのか」という謎解き要素が強く、徐々に明らかになっていく過去には引き込まれました。受けの前世は姫、男同士のイチャコラシーンも少なめ、本番は最後に1回のみで、BL初心者にオススメ!と思ったけど、人外好きさんにはお馴染み(?)のヘ●ペ◯有り、尿☆責め有り…ん?アレレ、絡みシーンは少ないのに意外と濃ゆいわぁ~(* ノノ)
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綿密なプロットが気持ちいい!2018年5月2日※注、孕みます。“男が妊娠”“孕む”というワードに嫌悪を持たれる方は読まない方が良いです。抵抗無い方、ファンタジー×もふもふ(獣人)×妊娠がお好きな方にはオススメ。獣人×妊娠という有りがちなキーワードながらオリジナル設定が生きており、随所に綿密なプロットを感じて、読後はジグソーパズルを完成させたような爽快感でした!天然だけど心優しく素直な受けはいつでも一生懸命で、思わず応援したくなります。…ところで、皇帝陛下の口調に突っ込みを入れまくったのは私だけですか?(笑)そんな皇帝陛下ですが、泣けるシーンも笑えるシーンもモフモフも有り、イラストも美麗!大満足の一冊でした。
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先に『黒耀の厄災は愛を導く』を。2018年4月16日読む順番は『黒耀の厄災は愛を導く(受視点)』→『黒耀に導かれて愛を見つけた男の話(攻視点/本作)』です。同じ時間軸を、それぞれ受け視点/攻め視点で進みます。受難まみれだった秋人(受)視点を先に読まないと、本作でのレンドルフ(攻)の秋人溺愛思考が胡散臭く感じるかも(笑) 異世界物って言語の壁をサラッと越えるものが大多数ですが、この作品はその言語の壁が二人の心に決定的なスレ違いを生み、もうキリキリキュンキュンしました…!攻めのジェラシー最高ですね。両作の二人が結ばれた後の後日談も少しだけ読めます。が、☆が4つなのは、言葉の壁が解決されちゃったら何だか普通のカップルで…続編が読みたい!という気持ちにはならなかったので。完結ということで納得。スピンオフが『金緑の神子と神殺しの王』で、こちらは秋人と一緒に異世界に飛ばされた春夏が主人公。同作1巻で『黒耀~』のレンドルフ視点(未完)が載っていますが、本作が出た今、改めて読む必要はないかと。長く書き過ぎちゃいましたが、それくらいこの作品を楽しみに待ってたんです、ということが伝われば!
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王道ストーリー2018年3月14日バブリーな攻(妖狐)と清貧な受(人間)が、予想外の妊娠を切っ掛けに各々の思惑を抱えつつ同棲を始めるも、お互いを知る内に相思相愛に…。ハラハラするような大きな事件が起きることはなく、出産まではほぼ二人の世界。が、“甘~いラブラブマタニティライフ”ではないかな?種族が違う故にスレ違う想いが切ない。最後は、天涯孤独でも実直に生きる受けが報われて良かった。☆マイナス要因として、出産後がだいぶ駆け足な印象。出産までを1冊にして、仔狐の成長は次巻に続くとかの方が良かったな。妖狐設定を存分に活かしつつ、愛妻家な攻めと最強仔狐たちが活躍する続巻が出たら買います。出たら、ね。
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鬼の愛は喰らうこと2018年2月25日「鬼と人の愛」を官能的に描く濃厚BL小説!←チガウ。官能だの濃厚だのは期待しないで下さい。BLちっくなラブでは有りません。「鬼の愛は喰らうこと」この一言に尽きるかと。「喰らう」が駄目な方は読まない方が良いです。昔話のような民話のような残酷さが有りますが、そこは桑原先生。短編ながら良く練られてるな、と納得の終末でした。忌まれ疎まれながら、別々の場所で復讐を胸に生きてきた鬼と人間。鬼ヶ島で相対した二人は、その生い立ち故、己の立ち位置に苦悩する。しかし、鬼も人間も関係無くお互い惹かれ始めたとき、抗えない鬼の本能に翻弄され…。鬼は受けでも女々しさは一切無く、あくまで攻めと対等。むしろ器なら攻めよりデカイ!あぁ、桑原作品だなぁ…と思いました。
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忠犬・山犬2018年2月12日何となくサイキック。派手なアクションは有りません。山犬(妖怪)設定ですが、もふもふ要素はほぼ皆無(でもアオジは可愛かった!)。主軸は主人公・矜(受)に掛けられた呪いを解くまで。それに絡み、矜と未知留(攻)の想いが行き違い泥沼に。攻は常に忠犬。そんな健気な(?)忠犬・山犬にツンな受けがようやくデレるまで、ラブ要素は辛抱強くお待ち下さい(笑)最後は矛盾無く綺麗に纏まっていて良かった。☆マイナス要因として、全編通して主人公視点でのみ話が進められており、問題解決後くらい攻視点でのネタばらしが欲しかったな、と。他、ガッツリ想いが行き違うわけですが、あまり感情移入が出来なくて残念だった。
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つまらない…2018年2月10日同作者の作品を読んだのはこれで5冊目。どれも物語としての体裁は一見整ってるけど、全く心に残らないんですよね。毎回微妙だと思いつつ最近は敬遠していたのですが、好みの設定だと思って買ったのが失敗。主人公・尚行に全く魅力を感じない。いくら平々凡々設定とはいえ、本当に突出した長所が見あたらない。そもそも尚行の美術館好きの理由が謎。唐突過ぎな上、不釣り合い過ぎ。他、不要な下りが多過ぎる。エピソードを増やしてストーリーを作るのではなく、最低限のエピソードで練り上げて、盛り上げ所はもっと掘り下げ、メリハリをもって簡潔にして欲しかった。おまけに、伏線とも言えないフラグばっかり。頭使わないから眠くなって何度読破を諦め掛けたことか。辛辣なことばかり書きましたが、それくらい購入を後悔しました。あくまで私見です。この作者さんをお好きな方にはごめんなさい。
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見事な襲い受けw2018年2月4日元は同人作品とのこと。恋を知らないまま欲望には忠実に生きてきた桜貴(受)、そんな生活に虚しさを覚えた矢先、事故で異世界に飛ばされてしまう。異世界で出会ったのは、猛獣と揶揄される程傲岸でしかし孤独な王・冬宗(攻)。恋にも性技にも疎かった冬宗は、経験豊富な桜貴の躯にのめり込んでいくが…。恋を知らない者同士の、躯から始まる調教ラブ!?(笑)同作者さんの近年の作品と比べると粗削りな感は否めませんが、ストーリーのテンポの良さと登場人物の生き生きとした動きは読んでいて引き込まれます。欲望に忠実な小気味良い程の襲い受けwですが、異世界に飛ばされてからは本命以外との絡みは有りませんのでご安心を。
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溺愛に次ぐ溺愛、むしろ溺愛のみ2018年2月4日ネット小説の書籍版です。ネット版では成長して完結してますが、本書籍では未完(?)です。続編出すのかしら? 主人公は最後まで7歳のまま、ただのショタ、本番無し。地の文は7歳少年の一人称で、ファンタジーに似つかわしくない現代スラングの羅列。別キャラの一人称にもコロコロ変わり、たまに三人称で読みにくい。登場人物は総じて基本コメディ系。元はネット小説だから構成上仕方ないのかなぁと思いますが、メインカップルの関係が深まらないのに、サブキャラの閑話がちょくちょく挟まれていて軽くイラッw デッロデロの溺愛物がお好きな方には良いかもですが、正直、自分なら金を出してまで読みたくない。神龍と世界観の設定は面白いと思ったので☆2
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手探りな愛情2018年1月14日ネット小説を書籍化した作品です。世界観としては中世ファンタジーが近いかと。短編で話が進んで行くので大きな山場は無く、ちょっとした日々の事件の中で、主人公の王子(リヒト)と従者(フェルナン)の心境の変化が話のメインかな。従者の正体は早々に明かされます。二人の心境は丁寧に書かれていて良かった。伏線的なものはほぼ無く、ストーリーにはもう少し深みが欲しいところ。片付かなかった問題も有るしね。ちなみに、朝チュン…夜チュン?(笑)表紙イラストで大々的にアレが書かれて無いのが、意表を突かれて良かった。エロは有りませんが、ファンタジー風味世界で、もどかしい恋の苦悩を味わいたい方はどうぞ。
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