このレビューはネタバレを含みます▼
可愛い作品もありますけどはらだ先生といえば暗めの心抉られる作品っていうイメージがあって、今回の作品もそんな感じかな…って読み始めたんですけどいい意味で予想が外れました…。
前半の天使くんとの不思議な同棲生活、悪人面のせいで仕事見つからないしお金もないけど天使くんの面倒見ちゃう幸紀の優しさのギャップとか、可愛い顔して毒舌な天使くんとの掛け合いとか…全てが尊い…;;幸紀の感情に左右されちゃう天使くんの羽根の表現もとても素敵で、ボロボロになったとしても責めたりせずに心に寄り添ってあげて幸紀の欲しい言葉を与える天使くんまぢで天使…(T T)そんな2人にきゅん…。後半は天使くんの真相を知るにつれてしんどくてやるせない気持ちでしたが、2人の同棲生活続行でメンタル回復^^2人の幸せそうな生活に、天使くんの心が満たされる度に、嬉しい反面このままでずっといて〜〜〜〜!!!というハラハラで大忙し。
ラスト自然と涙が出ました。描き下ろしの8話からの電子特典の流れでさらに止まらず…余韻に浸っております…。何回も読み返すし、その度に泣くだろう作品でした…。BL的な要素はそんなに強く感じませんが、でもとても温かくて大きな愛が感じられます…2人が想いあってるのがとても伝わり心が浄化されます…あったかい…。最後2人の名前の意味とか思い出してさらに泣けます…。2人一緒なら天高くどこまでも行けるはず。素敵な作品本当にありがとうございました。