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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 小波くんが一番嫌いな男

    小木

    ネタバレ
    2026年1月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 神BL、いや神漫画です。絵がそもそもめちゃくちゃ良くて構図の切り替え方、コマの切り取り方、伏線の張り方繋げ方が本当に良く、BL以前に漫画として高クオリティで本当に素晴らしい。よく映画みたいなんていう形容がありますがまさにそれが思い浮かぶようなコマの切り取り方や描写。でもその上漫画固有の表現がありこれもまた効果的ですごいてす。デフォルメと普通の絵柄、そして印象的な場面での綺麗な絵柄の使い分け方も良くて、適度なデフォルメ描写によって実は重たい内容であるこの漫画が読みやすくかつクサくならず、いい空気感が保たれていて本当に素晴らしいです。読んでて涙出てきました。起承転結の因果関係があまりにもしっかりしていて、かつ重みがある名作。これが小説だったら国語の試験問題になってもおかしくないと思います。この作者さんの他の作品があればぜひまた読んでみたい、そう思わされる作品でした。

    ネタバレあり追記
    4年後、話がしたいと言って小波を家に連れ込んだ上坊寺ですが、小波も自分のことを好きだったと予想しておらず驚く描写があります。その後そこまで混乱することもなくすんなりと再告白をするのですがこれってつまり“話がしたい”=小波に謝る ではなく、=小波に謝り再告白をする だったということですよね!?!?感情の描写が丁寧な作者さんなので上坊寺か再告白を算段に入れてなかった場合は混乱する描写も入れると思うんです。もし小波が好きの素振りを見せなかった場合はどうなっていたのか気になります。1回目のただ伝えるだけの告白をやり直して、付き合うための告白をするんですよねきっと。断られても小波が恋愛的に意識するように色々と動くだろうなって思います。少なくともそういう野心があったのかなと思うと動悸が止まらないです。何はともあれ買って損ないです。ぜひ買って欲しい。

    さらに追記
    今日久々に読み返したんてすが、主人公の友人のヒゲ(ヒゲ)が結婚したのってあの巨乳の子だったんですね!!今気づいた。そういう細かい作り込みも含めてやっぱり素敵な作品です。
  • できれば愛をつづりたい

    ろじ

    ろじ先生にハズレなし
    ネタバレ
    2025年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ろじ先生はほぼ全作品持っています。ろじ先生作品は登場人物の中身のある会話がいつも印象的。今作の言葉の応酬は前作に引き続き軽快で少しスリリングな感じがありつつ、前作よりも不器用でだからこそ踏み込んだ会話ができる(ようになっていく)2人。ろじ先生らしく心の動きがメインで、濡れ場などはないのですが(ないからこそ?)読後の満足感はピカイチです。
    ほか作品の場合はなんというか彼ら独自の愛というか、性別を超えた愛という感じで、まぁBLといえばBLに分類されるか、と言った感じのものが多いのですが、今作はキスの回数や性欲、ノンケなんていうワードがしっかりでてきて、その部分にも向き合っているという点ではBLらしい作品だと言われてるのも納得できる。とはいえろじ先生の作品らしく彼ら独自の愛の形が明確にあって決してステレオタイプではないすばらしい作品でもあります。つまり何が言いたいかと言うと、レビュータイトルの通りだということです。読んで後悔しないと思います。

    追記 他の人のレビューを読んでいたら僕とパパの〜 に出てた彼だったんですね!スピンオフだったのか(気づきませんでした)。
  • キスは捜査のあとで【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】

    すう

    ネタバレ
    2025年9月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 深夜、カスみたいな鬱病になり、こんな時にはBLでも読んで元気出すか……とシーモアのBLコーナーを漁っていたところ、無料試し読みにこの作品が。帯のドSクズ男そうな顔面に惹かれ開いてみると最初に出てきたのはおじさんで、塩野くんはドSクズではありませんでした。しかしはじめの10ページあたりでこれは神の漫画だと確信しました。無料試し読み分の60ページを瞬く間に読み終え、そのままカゴに入れ決済。中々くっつかずすれ違う2人にやきもきしながらもページをめくる指が止まりませんでした。ここまで心情変化や物語の展開がしっかりしてると気持ちが通じあった後のご褒美(濡れ場パラダイス)はないかな…まあそれでも幸せならOKです……と思いつつ残りページ数を見て、勝利を確信。鬱病中だったのも相まって泣きそうでした。残り30ページ、おまけも含めて最高でした。無表情イケメンは表情筋が硬ければ硬いほどいいですし、おじさんは前時代的価値観や体裁によって動けなくなればなるほどいい。これほどツボを押えた作品は久々でした。あとなにより、一コマ一コマ最高に丁寧。警察署のマスコットキャラクターやポスターの書き込みもそうだし、ストーカー女と塩野くんがバトるときのステータスバーとか、ロッテの話したら吹き出しの下に野球選手かいてたり、回想シーンやたら凝ってたり……こういう細かいところも含めて素晴らしい漫画だと思います。続編もあるかも…!?ということで楽しみです。最高でした。