トオルさん

永井作品のベストであり、作品自体、そしてラスト回は日本漫画史上５指に
必ず入るものと確信しています。

僕は姉と妹２人の４人兄妹で、父は僕が中学生の時に脳卒中で倒れ、その日に亡くなりました。
兄妹４人共、父親っ子で特に姉妹３人は熱烈な父親っ子でした。
女性にモテていた様で、父の死後に母がお酒を飲みながら父の悪口をグチった時、下の妹を除く姉妹２人で母と大喧嘩した事を、昨日の事の様に覚えています。
その様な父であった為、作者の壮絶な子供時代の状況がリアルでは想像も出来ませんが、改めて自分の子供や姪っ子甥っ子には、父親として叔父として、１人の人間として優しく温かく接しようと思った次第です。

この能力を、男嫌いの真性レズビアン女に効くか否か、是非試して貰いたい。

でろでろはヤンマガで読んでましたが、あの漫画家の原作かと驚きました。
映画はスプラッターホラーの怪作です。映画を観たら原作が読みたくなり、ここに飛んで来ました。
全巻購入する予定で、今からワクワクしてます。

早世した天才漫画家土田世紀、彼の作品の中でも最も好きな一作です。
彼の魂が伝わって来る作品です。

今読んでも最終話は大感動、涙涙です。
読んで戴ければ分かります。

この作品がヤンサンに掲載されていた当時、リアルタイムでヤンサンを読んでました。
沖さやか氏の『マイナス』と共に「グロテスクな漫画だな」というのが当時の印象でしたが、今読み返すと単なるグロに止まらず、タイトルのワールド(世界)に冠せられる様に、その圧倒的な迫力に魅せられ惹き付けられるモノを感じています(特に左回りで人権派を潜称する政党、マスコミ、弁護士、自称ジャーナリスト等似非人権派似非リベラルへのアンチテーゼとして)
深作監督による映画化が進行中であったそうですが、『仁義なき戦い』『バトル・ロワイアル』の深作監督ならどんな映画・映像になったであろうかと想像すると、監督が亡くなられた事により映画化が断念された事が残念でなりません。