レビュー
今月(4月1日~4月30日)
レビュー数0件
いいねGET0件
シーモア島


投稿レビュー
-
『僕は君だけのもの』の好きなところ2021年12月31日これから薄井いろは先生の『僕は君だけのもの』を読もうかな、と思っている方に向けてこの作品の好きなところをご紹介します。この作品は『俺しか知らないカラダ』の続編ですので、未読の方は『俺しか~』から読むと、『僕は君だけのもの』をより一層お楽しみいただけると思います。
☆身体の描き方とファッションについて。
横を向いた時の喉ぼとけ、後ろを向いた時の肩と肩甲骨、腕の筋肉が個人的萌えポイントです(まだほかにもたくさんあります)。受けの悠馬さんはまじめで優等生っぽい服装、攻めの良平さんはシンプルで都会っぽい服装に注目です。服のボタンやファスナー、縫い目など細かい部分が丁寧に描かれているのを見るのが楽しいです。
ファッションと言えば、シーモア限定の描き下ろしの悠馬さんが身に付けているえ○下着も想像の斜め上を楽しめました。
☆キスシーンについて。
言葉を交わして、二人の視線が合わさって、顔が近づいて、唇同士が重なって、舌が絡まって、名残惜し気に離れていく様子が丁寧に描かれています。唇以外にも、相手の頬や腕などを愛おしんで口づける様子に目を奪われてしまうこと間違いなしです。
本編を読み終わった後、カバー下のカップルアルバム風のカットを見ながら、「このキスは○話のあのシーンだ!」と探すのも楽しいです。1冊で2度楽しめます。
☆表情について。
良平さんの嫉妬と焦りを含んだ真剣な表情、悠馬さんの幸せいっぱいでとろんとした表情、心に突き刺さる表情が、挙げるときりがないくらいたくさんあります。中でも、私は寝顔が一番好きです。良平さんの端正でりりしい寝顔、悠馬さんの寂しさが垣間見えるかわいい寝顔をいつまでも見ていたくなります。これから読む方も、「この表情が好き!」と思えるシーンがたくさん見つかりますように。
『僕は君だけのもの』並びに薄井いろは先生の作品の魅力がより多くの人に伝わり、愛され続けると信じています。