このレビューはネタバレを含みます▼
私的には、すごく諄い作品だと感じた。
私が考えるこういった作品が人気になる要素は、「何かを集める収集系、又は、固有の技で戦うバトルストーリー」、「可愛いヒロイン、又は、カッコいい主人公」、「ちょっとしたサービスシーン(又は、ギャグシーン)」、「セリフが長すぎない」ことだと考えている。
この作品にも大体の要素が入っていると思った。
しかし、私個人の意見としては、「上記の要素を全部盛りにした。」とゆうような感じがし、「全部入れれば面白いでしょ?」みたいな感じがすごく強く感じ取れ、残念だった。
さらに、キャラの個性がたちすぎる(強すぎる)と感じた。
そのせいで、キャラの統一性が損なわれていると感じた。
技名も、呪術らしくない名前だったり、同じ人が使う技でも統一感がなく、全く違う系統の名前だったりしていた。さらには、「そもそも技の名前なの?」なんて感じたものまであった。本来ならワクワクする場面で「?」が浮かびました。
また、戦闘の途中で急に回想に入ったり、緊張感がなければならない強敵との戦闘の時も強すぎる個性を持ったキャラ達のせいでどこか腑が抜けたような感じになっていたりする。
そもそも、お腹の中に化け物を飼うなんてゆう設定も超有名漫画で見たことある。設定が被るのは仕方ないとしても、その化け物が敵のはずだったのに、いきなり味方の成長を喜んだりしている。意味わからない。正直残念すぎる。
本当に少し違っただけでだいぶ面白かったと思うのに、1つ1つのズレが合わさり作品に大きな溝を作っていし待っている。
まとめると、「どこか見たことのある超人気漫画の設定の面白いところを少しずつミックスして全部盛り」その結果、超人気漫画とゆうこともあり、1つ1つ小さな個性をミックスしたとしても、個性が強すぎて統一感がなくなっている。
また、「変なギャグを入れようとして白ける。」その結果、変な空気が作り出され、強敵と戦ったりする本来手に汗握る展開のところでその変な空気が邪魔し、台無しにしてしまったりしている。
こうした、負の循環が繰り返されていると私は感じた。