どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます
セレン/碧貴子/すらだまみ
このレビューはネタバレを含みます▼
まずとてもイラストが綺麗で、キャラクターの表情がとても魅力的に描かれており、一コマ一コマじっくりと見入ってしまいました。
話も非常に分かりやすく、登場キャラも主人公とその相手とライバルの女性だけが積極的に登場するだけなので、人物名や関係を覚えるのが苦手な方でも安心して読めるとおもいます。
一つ注意すべきなのは、ベッドシーンでのイニシアチブ(主導権)の変移です。
以下ネタバレに注意してください。
まず1話目では主人公の女性がイケメンに復讐として、なかば強引に行為に及びます。その際イケメンは身動きがとれず、主人公はイケメンに対して言葉攻めや愛撫を施します。いわゆる女攻めです。
イケメンも受け手らしく可愛く描写されています。
しかし、その次の回では逆にイケメンが辱めの復讐(?)として主人公をベッドの上で嬲るという形勢逆転。一般的な女性向け作品のベッドシーンが始まります。
ですので、女攻めは大好きだけど形勢逆転は嫌!という方や主人公がイケメンを攻めるのはちょっと...、という方はその点にご注意ください。
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