このレビューはネタバレを含みます▼
これは映画化してほしい。観終わって1人で拍手してしまいました。
ホラー?モキュメンタリー?ミステリー?扱いが難しい部分はあると思いますが、もし映画化するなら、きっと手を挙げる監督さんも俳優さんも多いと思います。
こういう作品が私はとても好きです。小さな弱き者を掬い上げようとする気持ちを、ホラーというエンタメに包んで一見わからないようにしているのが素晴らしい。
だからこそ、分け隔てなくさまざまな人間に届くのだから。
それが、闇に光を当てることになる。
やっぱり、あの箱を必要としている人は令和の今現在もたくさん居て。
だからああいうラストになるんだというのも秀逸。
ラストシーンの表情の描き方から察するに、作者の都会さんはもしかしたらホラー的な終わり方をしたかったのかもしれませんが、私には希望のシーンに感じました。
そう感じた原因は、私の父もまた、暴力的であるせいかもしれません。
こげの様になってもお母さんをかばい、戻りたいと泣くお父さんを見て、これまでのストレスが浄化されていく気すらしました。
児童◯待、DV、身勝手な父親を描く作品が数多ある中で、新しい視点に感動しました。
購入して良かったです。ありがとうございました。