悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 【連載版】
白梅ナズナ/まきぶろ/紫真依
このレビューはネタバレを含みます▼
最新話を秒で読んで初めてレビューします。まず、レミリアの悪役令嬢としての本気がすごすぎ。これまでも様々な場面で凄みを見せてきましたが今回は格が違う。レミリアが愛したエミの為に覚醒した事も、レミリアが真の敵と対峙しているという事も全て伝わってまさにこの時のために悪役令嬢として磨き上げてきたんだなと。
反面ピナ側の落ちぶれっぷりと迂闊さが際立って…憐れとはこのことか。
何となくですが、エミはずっと前からレミリアの中で目を覚ましてるのではないかと思います。かつてのレミリアがエミに声が届かなかったように、エミの声が聞こえないだけなのではないか。恐らく原作のピナも同じ様に転生者の中で生きてるんじゃないかと思うので、その辺どう回収されるのかハラハラします。堕ちるべき人だけ堕ちて、他は救われてほしい。きっとエミならそう思うはずだから。
しかし、エミが起きてるとしたら情緒ヤバいでしょうね。「もともとレミリアたんの人生なんだから私なんて気にしないでいいよおおおおレミリアたんカッコいいいい!!!」って団扇とペンラ振ってそう。