スロースターさん

なぜ星低い人がいるのか、と聞いてらっしゃる方いますがめちゃくちゃ同意です！！
吉塚さんの変態だけど、悲しいバックグラウンドや深い愛情、西戸崎さんのチョロ可愛い感じから吉塚さん大好きになってく様子まで、ストーリーもハラハラして骨太だしなんせえっちが変態ぽいのに愛情たっぷりだし、魅せてくれます。毎月楽しみで仕方ない！！2巻にすごく期待してます！

一巻から読んで来ましたが、なんかちょっとBLコミックなのにとても純度の高い文学作品を読んだ様な読後感で………

キャラクターがそれぞれ、若い頃の精一杯生きてるという疾走感からだんだんそれぞれが背負っているものや、自分の本心と向き合って本当の大人へ旅立って行く様子、その後人生も折り返しに差し掛かる手前の成熟した大人になってから、それぞれがその時々に抱く感情への向き合い方の描き方が素晴らしかったです！！美しかったです(泣)

ベリ子先生も少し書かれていましたが、受け止める愛ってすごいなって思いましたし、十二分に伝わってきました。
BLとか抜きに名作です。沢山の人に読んで欲しい！！

はらだ先生といえば、人間の歪んだ部分やクズっぽいとこ、暗い部分が垣間見える作品が多いと思うのですが、これは違ったー！
明るい変態、元気なクズカス、開き直った底辺、こんなふうに生きられたら辛い現実でも楽しく乗り越えられるんじゃないか！？って錯覚してしまうくらい勢いがあって笑いながら読めてしまいました！！あらためて、はらだ先生の振り幅の凄さに驚きました。