このレビューはネタバレを含みます▼
漫画は色々と読むのですがBL作品というものは今まで気恥ずかしく読んだことがありませんでした。 しかし広告でたまたま流れてきたこの作品の1巻を軽い気持ちで読み、あまりの衝撃にその場で4巻まで購入し、今レビューをしたためています。
漫画の中で全力で生きる彼らを見て、心が沸騰するようでした。 作品のジャンルを理由にこの作品に出会えないままだったら、自分の人生がひとかけら分貧しかっただろうと思ってしまうほど良いものを読ませてもらいました。
読んでから青い三人のことが頭から離れず、これ以上誰も傷つかない未来を、こういう世界線もあったらいいなと勝手に想像しています。
たとえば[真琴は鷲介とバッテリーを組み、北斗と結ばれる]
真琴に野球を始めるきっかけをくれ、何かに打ち込む楽しさを教えてくれた鷲介ともう一度バッテリーになれたなら、それは"キラキラ"に違いありません。 不遇な環境で鷲介が負った深い傷も癒えるでしょう。 打つのが好きな北斗はバッターとしてライバル(ぶっ倒したいヤツ)になれるかもしれません。
でも結ばれるのは、真琴に沢山の感情を教えてくれたその北斗だったら素敵だなと思います。 鷲介との離別に打ちひしがれた真琴を野球に繋ぎとめ、献身とも言える真っ直ぐさで真琴の心を少しずつ開かせ、野球への気持ちまで変えてしまいました。 北斗に貰った沢山のあったかいものを、真琴の気持ちが追いついて少しずつ返していけたらいいですね。 真琴とバッテリーになれなくても、その仕返しがあれば、そしてバッターボックスからキラキラの真琴とまた対峙できれば、きっと北斗は笑顔でいられると思います。
と、想像は大きく膨らみますが、何よりも作者様が描かれる世界が絶対で、それがどんな結末であれ素晴らしいものである確信があります。 最終巻の文字に心がざわつきましたが、三人の行く末を見届けるべく、はやる気持ちを落ち着かせじっと待ちたいと思います。