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シーモア島
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自由への招待、情、嫉妬、希望 その先には




2026年5月1日私は自由にレビューさせていただきます!
(以後1巻冒頭の説明文含むネタバレ回避したレビューです)
幼き頃から婚姻関係を取り交わし、10年近く皇太子との結婚を待ち望んでいた公爵令嬢エミリー。しかしそこに現れたのは以前とは態度も優しさもどこかに置き去りにしてしまった皇太子ライオス。皇太子ライオスにとってエミリーは「空気」や「背景」のような、存在して当たり前のインフラと化し、誓いの儀式も上手くいかず、ついにその変わり果てた皇太子に見切りをつけ婚約破棄を申し出たエミリー。
彼が彼女を軽視するのは、彼女の価値を知らないからではなく、「何があっても自分を愛し続けるはずだ」という王族特有の意識のバグが生じているためかと思われますが、人と人の愛は有志以後も真っ直ぐに対等に見つめ合わないと真に繋がらないもの。
本作品は今後の展開を含めとても期待感が膨らみます。
エミリーの婚約破棄は、単なる怒りではなく、積み上がった「情」という名の債権を、一気に損切り(ロスカット)する行為であり、一種のカタルシスを読者に与えます。
なかなか現代においてこの選択をすぐに出来る人たちがいない中で、主人公が一歩ずつ自由を謳歌する姿にして憧れをも抱き、応援したくなる作品となっております。
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