sisoさん

ピトフーイって調べたら本当にいるんですね。
毒鳥の獣人という発想がいい！おかげで誰も触れることもできない毒鳥の陛下に、なんの魔力適性もないが触れることができたルイ（主人公）。
割れ鍋に綴じ蓋って好きなんよ…。

ルイの家族は乙一氏の小説にこんなのがあったことを思い出した。そこは現代だからよりキツイ。
しかしだからこそ、ルイは身代わりでも嫁いだここで幸せになってみせる！というガッツと覚悟がある。そこが好きで買い始めた。
それでも家族だけは竦んでしまうというのは、トラウマってそういうものだよねと。むしろリアルでよい。
陛下もクールなようで、そんなに捻くれてないのが読みやすい。夫婦としてがんばって歩み寄るルイに照れたり、不器用な優しさ…ちょっとカンタ系…？w
好き笑
現在8話、少し固い部分もあるけど続きを楽しみにしている作品です。

しかし一個気になるのはルイの服がいつも同じこと…他の人は制服みたいなもんと気にならないけど、ドレスはなんか気になるw

10巻無料から38巻まで一気読み。五十嵐くんとの恋はもちろん、学校の人間模様が丁寧で印象的。
確かにいるいるこういう子！ってリアルだから辛い部分もある（適度にカタルシスあるので深刻すぎない塩梅）。でもだからこそ今まさにカーストや友達との関係などに悩んでいる人には、励まされたりする部分があるのではと思う。
ハブにしてきた友達をハブし返すか？とか、大人になった今でもどう対処すればいいのか、難しい問題…そこを真正面から描いているところに好感が持てる。
友達の、いい子なんだけど苦手な部分もある、てところも聖人だらけよりリアルで好き。高校生なんてまだまだ成長途中だからね。圭織みたいな面倒い子も、へし折られすり潰されてこれじゃダメなんだって学んでいって、大人になって過去の自分みたいな人を見た時に「ああ私はあそこで失敗して良かった」って思うんや…。
と書くとすごい辛い話みたいだが、爽やかな青春成長物語ですw五十嵐君視点も読みたい！あそこで椿に恋しちゃったんだろ？ってシーンの答え合わせがしたいw