このレビューはネタバレを含みます▼
安野モヨコさんの漫画「鼻下長紳士回顧録」がオフブロードウェイとなって今年の10月から上演されるので、内容把握のためにもと思って拝読しました。私も物書きで何者でもなかったところからニューヨークで自称ライターを語り、ブログの無かった時代から、自分でブログのようなサイトをはじめて自分のNYでの暮らしぶりを紹介し、プロとしてウェブマガジンや日本の雑誌や、NYの日系の雑誌や情報誌などにも寄稿できるようになりました。少なからず主人公の女性が書き続けることをやめなかったことに共感しました。
私は現在もNY1PAGE.COMというサイトを運営し、今もNYで活躍する日本人エンターテイナーを支える活動を続けています。NYで「鼻下長紳士回顧録」に出てくるようなSMクラブのようなところで働く女性にも取材したことがありますが、女王様として働く人が多かったようですが、Mとなる方たちに対しては、メンタルのケアが大切で、ただ責めるだけではなく、褒めるタイミングも必要なのだということを語っていました。
安野さんの描いている内容そのままのお話もうかがっていたため、リアルだなぁ~と感じながら、それが素敵なパリの漫画となっていることに感動しました。次回はまだ立ちんぼもいた時代だった90年代のニューヨークを舞台に漫画を描いてほしいです。とはいえパリを舞台にした同漫画がブロードウェイの売れっ子演出家や音楽家、役者さんたちによってオフブロードウェイになるのは、とっても楽しみです。