このレビューはネタバレを含みます▼
レビューを書くにあたり評価視点で考えてみると、やはり人気が出るだけの理由があるんだなと素直に感じました。
呪術の高専という特殊ではあるが学園要素はキャラ作りのアプローチがし易く、“ナルト”っぽさや“僕のヒーローアカデミア”感の雰囲気があり悪くないと思います。呪霊の存在も確かにそうかも知れないと頷ける内容。様々な呪術の能力を持った登場人物はバトル漫画の醍醐味ですが、それらについても一つひとつ仕組み等を考えさせられるものであり、作者の芥見先生の試行錯誤が垣間見える所で楽しいです。
中でも天与呪縛という設定が面白く、作品に深みが出ている要素の柱であるように思えました。正直、一回読んだだけで理解が難しい部分があり、何回も読みたいと思わせてくれる魅力が多い漫画です。