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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 蛍火艶夜 単話版

    amase

    救われてないけど救われてる
    ネタバレ
    2024年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 戦時中、捨て身で敵へと突撃する特攻隊員たちを主に扱っている作品なので、どのお話もハッピーエンドとは言えません。でもバッドエンドとも言い切れません。登場人物みんな、何かしらの形で満たされていたと思います。

    ただ、思いが通じたり打ち解けた直後に、片方が特攻で先に散る……この流れは辛すぎました。濡れ場であ"〜良い!ってなっても、でもこの後どちらかが…。と落ち込み、覚悟を決めつつ読み進めてました。

    ↓これより下は坂ノ上×伴CP回のネタバレあります。

    全話読みましたが、現時点での最新話である坂ノ上×伴のお話で特に苦しくなりました。泣きました。これまでの別CPのお話では、片方が話の中で先に特攻で…という流れが大抵でした。が、色々あった末に今回は2人一緒に特攻隊として飛ぶことになります。
    最後に、中盤までの険悪な雰囲気とは打って変わって、2人とも満ち足りたように散ります。お互いに機体は墜落していくのに、助からないだろうに、それに対して恐怖するでもなく、むしろ悪くないといった様子で落ちていきます。その間の穏やかな掛け合いには、かえって苦しく感じました。

    ここまで情緒を滅茶苦茶にしてくる感情ジェットコースター漫画は初めてかもしれません。ぜひ読んでいただきたいです。