このレビューはネタバレを含みます▼
月望いろり先生の『君を泣かせる恋がしたい』、もう本当に良すぎて感情が爆発しそうなので、この限界オタクのパッションをぶつけさせてください……!
まず、タイトルからしてもう天才じゃないですか?「君を泣かせる恋がしたい」ですよ……? 読む前から絶対に切なくて狂おしいお話だって確信してたんですけど、実際に読んだら想像の何百倍も刺さって、胸が締め付けられて本当に息が止まるかと思いました。
この作品の何が最高かって、攻め側の重すぎる独占欲と執着心、そしてそれを受け止める受け側の関係性です。
一見スマートだったり余裕そうに見えるのに、実は相手のことになると余裕がなくなって、ドロドロしたエゴとか「自分だけのものにしたい」っていう強い執着を隠しきれなくなっちゃう攻めが本当にたまらないです。ちょっと強引に迫るシーンとか、独占欲が全面に出ているところは、見ていてドキドキとニヤニヤが止まりません……!
そして、タイトル回収とも言えるキャラクターたちの「表情」の描き方が神がかって美しすぎます。
切なさに耐えかねて歪む顔とか、溢れる涙とか、モノクロの画面から体温や息遣いまで伝わってきそうな心理描写がとにかく丁寧。相手を想うからこそすれ違ってしまう切なさに、読んでるこっちまで胸がギュッとなって気付いたら涙腺が崩壊しています。感情のぶつかり合いが本当にドラマチックで、1コマ1コマを穴が開くほど見つめてしまいます。
絵柄も今っぽくてものすごくスタイリッシュで美麗なのに、描かれている愛のエネルギーが泥臭いくらい一途で重いという、そのギャップがまた癖になるんですよね。
切ないすれ違いとか、ちょっと執着心の強い狂おしい愛のカタチが好きな人には、間違いなくドストライクで刺さる作品だと思います。読み終わった後もずーっと心地いい余韻に浸れるし、何回でも読み返したくなる……!
まだ読んでない人は人生損してると言っても過言ではないので、ぜひ今すぐ読んで私と一緒にこの感情の渦に溺れてください……!!