このレビューはネタバレを含みます▼
特攻直前という極限状態でこそ生まれる苛立ちや苦しみや焦燥感を性行為で誤魔化し消そうとする隊員たちの心の重苦しさ。感情のまま描かれたような荒々しい絵のタッチからもその異質的な興奮がとてもよく伝わってくる、登場人物たちみんな最高に人間くさく、どエロい作品です…。戦争や特効というテーマの重たい内容になっていますが、だからこそ身体で繋がりを得た彼らの心情の背景に色々な想像力を掻き立てられます。
死ぬことがわかっているからこそ生まれたような感情、生まれた快感。ファンタジーを含んだような普通のBL漫画とは少し違う、リアリティのある話でした。(めちゃ好みでした…)
とにかく志津真くんがかわいい。(漢字あってるかな)
精神的に1番男らしいのは死なんかとっくに覚悟し切ったしずまくんでしたが、だからこそなのか表情がエロい…。最高でした。これからもしずまくんの話が見たい…みたいいいい